今月の霜月のお献立の変更料理は、11月から寒い頃にかけて旬を迎える山芋とブリです!すりおろした山芋を手作りの薄く伸ばした餃子の皮に包み込みます。(見てください!この大きさのバラバラな感じ!手作りですよ!)
そして、添える豚肉をバットに並べて塩コショウで味付けをします。
今回は、二種類の火の通し方を試してみて美味しい方を採用することになりました。まずはフライパンでの炙りです。肉どうしがくっつかないように綺麗に均等に火を通します。
豚の脂がジューシーでおいしそうです。でも、ご提供時にはすこし固くなる可能性があるので、今回は焼くパターンは見送りになりました。
もうひとつの火の通し方が80℃の優しい煎りだしで低温しゃぶしゃぶをします。
火を通していますが、沸騰させていませんので、ゆっくり火が通ってお肉の中のジュースが逃げていきません。 もういい感じですね。
9割方火が通ったらバットにあけます。
うん。柔らかそうでジューシーそうですね。
豚肉を巻いて、最中の上に山芋包みと菜の花を最中に乗せて完成です。
最後に、熱々の豚のエキス入り煎り出汁をかけてご提供します。
続いて、ぶりです。まずは一本で仕入れたブリを三枚におろします。
厚さ1cmほどの厚さに切ったぶりを並べて、秘伝のタレで漬け込みます。漬け込み加減のブレが無いように平等に平等に。
ブリは火を通し過ぎると固くなるので、程よいタイミングを見計らって一気に盛り付けます。
手ぶれでごめんなさい。美味しく出来上がっていますので、ご朝食でお召し上がりください。
鍋料理の仕込みです。西京味噌、赤出汁味噌、練り胡麻、酒粕をブレンドしたスープだねを作ります。よく練って、練って、練り込みます。練ることで味に深みが出てきます。
だいぶいい感じになってきました。
出汁を足して、スープを調整します。香りが美味しそうです!
お鍋のスープの仕込み完了です。
脂の乗ったブリとサーモンと青野菜に柚子を振りかけて、美味しいと評判を頂いている京都のコショウを添えます。
テストで味見をしてみました。
うーーーーまーーーーいいーーーーです。最初は少し薄く感じるのですが、だんだんとゴマが効いてきて、味噌のいい味とブリとサーモンから出てくるエキスも相まってうまいです!
美味しいと評判の自家製ポン酢を今回は大量の100リットル仕込みました!今度お試しで販売してみようかなと思っています。
ちょくちょくすっぽんの予約が入ってくるので、すっぽんをまとめてスープにしました。最近は保存技術が上がって、冷凍保存することでより味が染みて美味しくなります。
この上澄みの感じ分かりますか?美味いんですよーー。3口飲んだら眠れなくなりますよ!
新料理を作ったらみんなで試食です。お客様にご紹介する内容も確認しています。